こんにちは! あいの里ブログチーム・法人事務局のHです!
前回より、過去に法人新聞「環」に掲載したスタッフインタビューを再掲しています。
お陰様で多くのアクセスをいただき、大変嬉しく思っております。この反響に味を占めたので、どんどん過去のインタビューを再掲していこうと思っています。笑
ということで、今回は法人新聞「環」第11号にて掲載した、特養の主任生活相談員・廣瀬さんのインタビューをお届けいたします!
特養 主任生活相談員 廣瀬さん
――はじめに、介護の仕事を志したきっかけを教えて下さい。
大学生の頃からいろんなアルバイトを転々としていたのですが、どれもしっくり来ず、自分に合う仕事って何なんだろう?と探し続けていました。父が営業職だったので、その反発心もあって、“自分はモノよりも人を相手にする仕事がしたい”と思うようになり、介護の仕事に興味を持ち始めました。それからお金を貯め、福祉の専門学校に入って介護福祉士の資格をとり、あいの里竜間に入職しました。
――あいの里竜間での勤務歴を教えてください。
平成14年4月に入職したので、今年で20年目になります。入職時から現在に至るまで、ずっと特養に所属しています。最初は介護職として2年半くらい勤務して、それから生活相談員になりました。
――あいの里竜間の魅力はどんなところですか。
前回のインタビューで岩本さんが答えていたことと被ってしまうのですが、人間関係がいいところですね。勤務年数の長いスタッフが多いので、連携がとりやすく、仕事しやすいです。
――この仕事をしていて、今までで忘れられないエピソードはありますか?
とある入居者様のお葬式ですね。参加させていただいた時、ある意味他人でもある我々を温かく迎えてくださって。その方の入院中、スタッフたちが快復を祈って千羽鶴をお渡ししたのですが、それをお葬式に持ってきてくださっていて、しかも奥様の献花と同等の扱いで、棺の上に添えてくださったんです。息子様のスピーチも感動的でしたし、入居者様を通じて、ご家族様と信頼関係が築けたことを強く実感できたので、今でも忘れられない思い出となっています。
――プライベートについてもお伺いします。趣味や休日の過ごし方は?
ずっとバンドで音楽をやっていたのですが、最近は新型コロナウイルスの影響などもあって活動を休止しています。なので、趣味らしい趣味というのはありません。休日はもっぱら奥さんとわんぱくなふたりの息子に家族サービスをしています。家事をしたり、買い物に行ったり、一緒に遊んだりですね。
――最後に、廣瀬さんが思う、この仕事の魅力について教えてください。
誰かの人生の終盤に関われるところだと思います。たとえば、ずっと不幸な人生を送って来られた方でも、我々次第で「つらいこともあったけど、最後はいい人生だったな」と思っていただくことができる。終わりよければすべてよし、じゃないですけど、その人が自分の人生を肯定するための手助けができる。それがこの仕事の魅力だと思います。
――ありがとうございました!