毎回ご好評いただいております旅人兼食いしん坊の担当・Kによる、全国グルメ記録垂れ流しブログ「故国のグルメ」。

今回はいつもと少し趣を変えまして、旅&グルメ情報をお届けする特別編として情報をまとめました。

初の特別編となる今回の舞台は、兵庫県宝塚市。この地を訪れた際の記録を3回シリーズでお届けします。

今回は、日本における炭酸飲料の老舗メーカー・ウィルキンソンとタンサン(炭酸)に関する記事となります。

 

宝塚市を北西から南東へと流れる武庫川。その川沿いにウィルキンソンの炭酸水工場があったことはご存じでしょうか。

宝塚温泉横にある説明板とウィルキンソンタンサンオンリーの自動販売機

説明板によると、1889年頃イギリス人のウィルキンソン氏が武庫川の傍らで優良な炭酸鉱泉を発見しました。

地元では「酸い水」と呼ばれていたこの水を瓶詰めにして炭酸水を販売することを思い立ち、近くの紅葉谷に瓶詰工場を設け、生産・販売を開始しました。

これが赤いラベルでおなじみの「ウィルキンソンタンサン」の始まりです。

ところで、発泡性の水は海外では「ソーダ」と呼ばれていますが、日本では「タンサン」と呼ばれています。

これは、ウィルキンソン氏が英国領事と相談し、商品名として使用した言葉が、次第に広まり一般化したものなのです、とのことです。

この説明板の横には、世にも珍しいウィルキンソンタンサンオンリーの自動販売機が置かれています…!

宝来橋のたもとにある石碑

調べてみると現在でも炭酸鉱泉が湧き出ているそうでして、せっかくなので現地調査してみることにしました。

宝塚温泉建物そばの階段を下りて、川沿いの遊歩道を道沿いにしばらく歩きます。

宝来橋の下を過ぎるかどうかくらいの位置に着くと、壁に1枚のパネルが。

川の底から気泡が出ている?

寒空の下、冷たい手を擦り合わせながら水面をじっと覗き込みます。(取材時点:1月下旬・最高気温5℃)

分かりますか?小さな泡が川底から吹き出てきて水面が動いています。これが天然のタンサン(炭酸鉱泉)だそうです。

 

そんな炭酸水を使ったご当地銘菓が、軽い食感で何枚でも食べたくなる「炭酸せんべい」です。

宝来橋近くにある「黄金家」さんが個人的にお気に入りなのですが、取材した日は残念ながら定休日。

買えないとなると不思議なことにどんどん食べたくなる謎の心理が働き、近くで売っているお店をGoogle検索開始!ヒットしたお店が176号線から北に一本入ったところにあるお菓子屋さん「いずみや本舗」になります。

 

1955年創業。宝塚銘菓の炭酸せんべいからスタートし、今では和菓子・洋菓子を取り扱うお店となりました。

本店のこちらでは外にイートインスペースも設けられています。みるく饅頭やロールケーキも美味しそうですが、今回の目的はあくまで炭酸せんべい。

入って左側の壁に陳列されいた商品から、こちらを選んでみました。

その名も「ベルサイユのばら 炭酸せんべい」。宝塚歌劇団と言えばベルバラというのがビギナーな私の認識なのですが、宝塚らしい商品なのではないでしょうか。

ちなみにこちら、ベルバラの池田プロダクションとのコラボレーション商品とのことで、パッケージは各都市をイメージした10種類のデザインがあるそうで、それぞれにオリジナルカードが入っているそうです!

宝塚を訪れる際は、タンサンのように湧き上がる感動を形にしたこちらの商品をお土産にしてみてもいいかもしれませんね。