こんにちは。あいの里ブログチームのKです。
今回の投稿は、敬信福祉会の社会貢献事業についてご報告いたします。
社会福祉法人による社会貢献事業とは?
すべての社会福祉法人は、その高い公益性にかんがみ、「社会福祉事業及び第26条第1項に規定する公益事業を行うに当たっては、日常生活又は社会生活上の支援を必要とする者に対して、無料又は低額な料金で、福祉サービスを積極的に提供するよう努めなければならない」という責務が課されており、地域の福祉ニーズ等を踏まえつつ、法人の自主性、創意工夫による多様な地域貢献活動がおこなわれています。
当法人もこれまで、以下のように様々な社会貢献事業をおこなってまいりました。
活動名 | 活動内容 | 活動時期 |
---|---|---|
配食サービス | 大東市龍間地区の住民に安否確認を兼ねて昼食を届ける。 | 年間を通じ、申込みに応じて実施 |
法人所有地の活用 | 自治会や老人会が開催する「夏祭り」「カラオケ大会」などの会場として提供する。 | 年間を通じ、随時提供 |
盆踊り大会 | 利用者とその家族ほか、地域住民とのつながりを意図として開催する。 | 7月第4土曜日に開催 |
お茶会 | 利用者とその家族ほか、地域住民とのふれあいを意図として開催する。 | 春・秋に開催 |
フリーマーケット | 利用者とその家族ほか、地域住民に対して、低価格にて衣類や生活雑貨などを販売する。また、その売上はすべて福祉機関などに寄附する。 | 春・秋に開催 |
高齢者の雇用 | 「大東市シルバー人材センター」からの人材を雇用し、雇用高齢者の生活の活性化を図る。 | 年間を通じて実施 |
市の各委員会への就任 | 大東市の「大東商工会議所」「介護保険認定審査会」「大東市地域貢献委員会」「大東市事業所人権推進連絡会」などの委員就任。 | 年間を通じて実施 |
就労を希望する若年者に対する就労機会の提供 | 常用で雇用されることを希望しているが、さまざまな事由(体調不良・精神的不安など)により、雇用されることが難しい若年者に対して、能力に応じて業務量・業務時間を設定し、常用雇用をめざしていくことを目的とする。 | 希望があれば調整のうえ実施 |
職場体験 | 近隣中学校の生徒を受け入れる。 | 年間を通じ、希望に応じて実施 |
夢の貯金箱(自動販売機)の設置 | 本館の1階廊下に設置。 | 年間を通じて実施 |
これらの活動に加えて、当法人は、大阪府社会福祉協議会の各施設種別部会が実施する「大阪しあわせネットワーク(オール大阪の社会福祉法人による社会貢献事業)」にも参加しています。
昨今の社会経済情勢の変化などにより、孤立や孤独死、ひきこもり、虐待・家庭内暴力、自殺、生活困窮など厳しい生活・福祉課題が広がっています。
また、こうした課題に対して、既存の制度では対応ができない“制度の狭間”の生活困窮も生じています。
大阪府内すべての社会福祉法人(福祉施設)は、“社会福祉法人の使命”として、こうした課題に向き合い、それぞれの特徴や強みを活かした様々な支援事業をオール大阪で展開し、一人ひとりの幸せを支えます。
社会福祉法人の強みを活かしたワンストップの何でも総合生活相談「生活困窮者レスキュー事業」
今日・明日食べるものがない、電気・ガスが止まってしまった……。失業、介護、障害、虐待やDVなど、様々な“生活SOS”に対応する総合生活相談事業です。
各種制度やサービスにつないで生活の安定をはかるとともに、緊急を要する場合は、経済的援助(現物支給)もおこないます。頼みの綱がここにあります。
社会福祉法人(福祉施設)の強みを活かした地域貢献事業
社会福祉法人(福祉施設)の機能や強みを活かし、下記のような事業をはじめ、地域のニーズに応えるさまざまな支援事業を開発・展開します。
社会貢献基金(特別部会費)の拠出
社会福祉法人(福祉施設)が「社会貢献基金(特別部会費)」を拠出し、上記事業の推進に活用します。
敬信福祉会は平成16年度より、社会貢献基金(特別部会費)を拠出しています。
令和5年度の社会貢献事業について
当法人では、現在2名のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)が、大東市内のお困りごとに対して支援活動を実施しております。
令和5年度は、先ほどの表に記載している活動のほか、CSWによる食材支援や経済支援、引っ越しのお手伝いなど、計4件の相談に対して訪問・面談・支援を実施いたしました。
今後も大阪府社会福祉協議会と協力して、地域課題の解決に取り組んでまいります!