皆様、あけましておめでとうございます! あいの里ブログチーム・法人事務局のHです。
本年も敬信福祉会 あいの里竜間をよろしくお願いいたします。
当ブログでは、過去に法人新聞「環」に掲載したスタッフインタビューを再掲しています。
今回は、法人新聞「環」第20号にて掲載した、特養の副主任・本多さんのインタビューをお届けいたします!
誌面掲載時には紙幅が足りなかった分も追加した“完全版”となっておりますので、法人新聞を読んでくださった方もぜひ再読ください♪
特養 副主任 本多さん
――はじめに、介護の仕事を志したきっかけを教えてください。
求職活動中、テレビのニュースで介護業界が人材不足で困っているという報道を観たんです。その時、当時の彼女(※今の奥様)から「あなたは優しいから介護の仕事に向いてるんじゃない?」と言われ、「人手不足の業界なら自分も雇ってもらえるかな」と思い、介護の仕事に興味を持ちました。
――あいの里竜間を知ったきっかけは何ですか?
タウンワークで介護施設を探している時、求人広告が目に留まったので応募しました。
――あいの里竜間に入職しようと思ったきっかけは何ですか?
正直に言うと、面接を受けはしたものの、怖くなって気持ちは後ろ向きでした。というのも、面接時の施設見学で生まれて初めて介護の現場を目の当たりにして、今までの人生観がすべて覆されたんです。寝たきりだったり認知症だったり、とてもじゃないけれど僕の知っているおじいちゃん・おばあちゃんとはまるで違う人たちがそこにいました。帰宅して、履歴書に電話番号を書き忘れてしまったことに気づき、これで採用にはならないだろうと安堵していたのですが、わざわざ郵送で採用通知を送っていただいたので、「よし、じゃあ介護頑張ってみるか!」と覚悟を決めて入職しました(笑)。
――あいの里竜間での勤務歴を教えてください。
今年で約12年になります。所属はずっと特養です。
――今の仕事の内容を教えてください。
副主任という立場ですが、ずっと現場ファーストで、三大介助(食事、入浴、排泄)などの介護業務をおこなうのがメインです。そのすきま時間で環境整備活動やイベントの企画・実施、出張理容の対応など、いろんなことをやっています。
――やりがいを感じるのはどんな時ですか?
「ありがとう」と感謝されること、これに尽きます。入居者様からこの言葉をいただくと、しんどかったけど頑張ってよかったなと思えます。入居者様にとって僕はお孫さんと同じような年齢なので、孫のように可愛がってくださる方もおられ、こちらこそありがたいなという思いです。
――反対に、大変だなと思うことはありますか?
介護業務と事務作業のバランスの調整ですね。現場ファーストでいたい反面、副主任になったことで事務作業にも時間を割かないといけなくなり、どっちを取るかのジレンマが毎回あります。
――あいの里竜間の魅力はどんなところですか。
横も縦も人間関係がいいところだと思います。上司にも悩みを相談しやすく、ありがたい思いです。立地(環境)が気に入っています。自然が多く、夜勤中にカブトムシが飛んでくることもあって、捕まえて持って帰ったら子どもに喜ばれるんです。ちょっとしたヒーロー扱いです(笑)。
――この仕事をしていて、今までで忘れられないエピソードはありますか?
看取り、エンゼルケア(死後処理)の体験は忘れられません。ある入居者様を看取ることになった際、娘様が一晩中付き添いをされ、その方は朝5時に逝去されました。夜勤だった僕がエンゼルケアを担当することになったのですが、ひとりで処置をし始めてすぐ「これは違うな」と思い直し、別室で待っていただいていた娘様のところに向かい「一緒にやりませんか」とお誘いをしました。ふたりでその方の処置をしながら「お母さん、今はこんなに痩せてるけど、昔は結構太っていたのよ」等、その方の昔のエピソードを教えていただけて、胸にこみ上げてくるものがありました。
――プライベートについてもお伺いします。趣味や休日の過ごし方は?
趣味は筋トレ、ジム通いです。理想は週2~3回通いたいのですが、今は週1回程度になっています。休日は家族で公園に遊びに行ったり、妻と「極楽湯」というスーパー銭湯でサ活したりしています。
――ご家族構成を教えてください。
妻と子ども2人(長男6才、長女4才)です。
――オススメのお店などありましたら教えてください。
いつもサクティくんと一緒に散髪に行くのですが、向かいに「楠港水産」という魚屋さんがあって、そこのお寿司ランチがすごく美味しいのでオススメです!
――最後に、本多さんが思う、この仕事の魅力について教えてください。
介護って確かに大変な仕事ですが、決して大変なだけじゃありません。自分がしたことで、入居者様から「ありがとう」の言葉をいただける素敵な仕事だと思います。相手を喜ばせようと思ってやったことで、結果的に自分自身も嬉しくなれる。こんなラッキーな仕事は他にないなと思っています。
――ありがとうございました!
【おまけ】インタビュー風景
今回のインタビューは私Hと統括管理者のNでおこないました!
インタビュー後、本多さんは一目散にハクくんを可愛がっていました。笑
ハクくんも本多さんにとても懐いていて、相思相愛といった感じでした♪